LITERATURE / 02
夜には、 居場所があった。
社会の中で生きるために、自分のどこを変え、何を残すのか。 隣で翅を隠さなかった蝶。初めて訪れた、満月の部屋。 笑い合ったあと、言葉が出なくなる観覧車。そして、幸せがかたちを持つ夢。 それぞれの夜には、異なる出会いと沈黙があります。 太鼓の響きに導かれ、日付の順には戻らない記憶をたどる彼。 何も言わずにいることと、何も交わしていないこと。そのあいだに、何があるのでしょう。 一作で完結する、静かな恋愛と居場所をめぐる短編小説です。
短編小説 / 全六章+終章 / 電子版




